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菅原敏幸です。日本共産党板橋区地区委員会のマンション対策室室長。
by suga_jcp
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マンションへのエレベーター設置

4階建てのマンションからエレベーター設置の相談ありました。
築20年、居住者に高齢者が増え外出が大変になってきて、エレベーターを設置できないものか管理組合で議論になっている。
設置できるのか、建築士事務所の無料相談会に、相談者と行ってきました。
建築士に、図面を見てもらいながら検討してもらいました。
相談結果は、「日影規制」の関係で3階までしか設置できないことが判明。民間のマンションは、容積率、建蔽率、日影規制ギリギリ、目いっぱいで建てているので、エレベーターの設置もままならないのが現状です。業者の利益本位の住宅行政を痛感します。
しかし、3階まで可能であり、4階の世帯は直接の恩恵を受けられない。しかし、4階まで徒歩のところ1階だけの徒歩になる。費用負担を勘案してもメリットがある。エレベーターの設置で資産価値も高くなる。高齢になっても安心できるバリアフリーを確保できることなど、トータルな視点に立って検討して行くことになりました。
管理組合での話し合いを重ねて、合意形成を得て設置できることを願っています。
# by suga_jcp | 2009-01-27 21:14 | マンション相談

「板橋区役所本庁舎南館改築基本構想(素案)」に対する意見

「板橋区役所本庁舎南館改築基本構想(素案)」についてのパブリックコメントの募集がありましたので、応募しました。その内相を紹介します。

「板橋区役所本庁舎南館改築基本構想(素案)」に対する意見をのべさせていただきます。
 最初に、このたびの「板橋区役所本庁舎南館改築基本構想(素案)」について、ほとんどの区民が知らないと思います。現に私の回りの人は知りません。63億円もの税金を使っての改築という大プロジェクトを区民が知らないのに推進することは許されないでしょう。パブリックコメント(意見)を募集することが、区民に周知させたうえでのものではなく大問題ではないでしょうか。それでも募集するということは、改築推進のための「形式」としてのパブリックコメントになっているのではないですか。パブリックコメントをやらないと前にすすめないから行なっていると思われても仕方がないでしょう。

「現状と改築の必要性」について、「南館は昭和37 年に竣工し、竣工後46 年が経過しています。昭和62 年には北館が建設され、この際、南館は平成12 年に建替えることを想定して、耐震・内装・設備の改修を実施しました。南館の改修後21年が経過し、当時想定した南館の建替え時期が過ぎ、設備の老朽化も進んでいます。南館については、現行の耐震基準では耐震性能が不足しており、大震災等の災害時に区民の安心・安全を守るため防災拠点として、再整備することが急務となっています。
とのべていますが、庁舎が46年経過したから建て替えるということはいかがなものでしょうか。環境問題から考えても、いかに長く使用すべきか検討すべきと考えます。
 耐震が問題なら、耐震補強をして使用すべきではないでしょうか。区立グリーンホールの建て替えを中止して、耐震リフォームできれいに蘇っている見本があるではないですか。南館もそのように何故できないのでしょうか。昭和30年代に建てられた都営住宅も「スーパーリフォーム(耐震補強もして)」が行なわれています。
また、UR賃貸住宅の高島平団地(建てられて35年)でも、ピロティだけではなく、今年は14階部分まで耐震補強を行なってリフォームを行いました。その耐震補強は、居住者が毎日生活している中で耐震工事をおこないました。仮移転施設がなくても、南館も耐震補強工事を行いながら、日常業務を行なうことが可能ではないでしょうか。耐震技術も進歩していると思います。

次に、「南館の問題点として、建物の耐震性・老朽化・ 建物が法律で定める耐震基準を満たしておりません」とのべられています。
耐震基準が満たしていないので問題だていう根拠はなにをもって言っているのでしょうか。耐震調査を行なった結果、こういう地震には耐えられず倒壊するという「科学的なデーター」が示されてもおらず、ただ単に「法律で定める耐震基準」をみたしていないというものだけではないでしょうか。
阪神・淡路大震災では、確かに古い建物は多く倒壊もしましたが、新しい基準の建物も倒壊しました。しかし、古い耐震基準でも倒壊しなかった建物も少なくありませんでした。耐震基準が古いというだけでは「倒壊するから建て替え」ということには結論づけられません。
区の耐震基準が古いというだけでは改築という結論に結びつくことに納得がいきません。多くの学校が耐震補強で進めているのに、何故「南館」だけはただちに「改築」という結論に結びつくのでしょうか。「建て替えありき」の結論から出発しているのではないでしょうか。これでは多くの区民に理解を得ることはできないと考えます。
この「南館改築」が提案されたのは、坂本新区長が就任した直後でした。区長選挙での坂本区長のマニフェストに「南館改築」が一言ものべられていませんでした。63億円もの税金を使っての改築を、選挙が終わってから「突然」に持ち出して、区民のほとんどが知らないのに、強引にすすめることは「区民へのだまし討ち」といわれても仕方がないことではないでしょうか。区民の理解を得てやるなら、次回の区長選挙での「マニフェスト」で是非をとってから提案すべきと考えます。
または、「南館改築」の区民投票を、都議会選挙の際に、一緒に行なってみるのも一案と考えますが、いかがでしょうか。是非実行していただきたいと思います。

「環境を守り資源を大切にする庁舎」地球温暖化対策のため、CO2 などの温暖化ガスの排出を抑えた庁舎、区民や職員の利用環境に配慮し、十分なスペースや自然光、自然通風の得られる快適な庁舎を目指します。とのべられていますが、建て替えすること事態が「CO2 などの温暖化ガスの排出」することになるのではないでしょうか。
民間の古いマンションでも、築30年以上経過しているのに3000万円もかけて耐震補強したり、給水管、排水管などの改修・更新しながら、40年、50年さらに100年マンションをめざしてとりくみをはじめつつあります。そういうときに模範を示して「建物を長く使いましょう」と訴えるべき行政としては問題があるのではないでしょうか。

今、区民の暮らしは物価の高騰や社会保障の負担増により、大変苦しい状況になっていると思います。また、板橋区経営刷新計画により区民サービスがどんどん低下させられている中で、溜め込みが行なわれ「財政が改善」したと言って、63億円もの税金を使って建て替えに理解が得られるでしょうか。
全ての情報を公開して、区民の理解と納得を得たうえで「南館改築」をすすめてください。
最後に、パブリックコメントのやり方について一言いたします。パブリックコメントを募集にあたって、10月11日(広報)に情報公開して、締め切りは10月31日というのは、余りにも短期間というほかありません。「(仮称)東京都板橋区小規模住戸が集合する建築物の建築と管理に関する条例骨子(案)」のパブリックコメントは10月18日から11月17日までの1ヵ月間の期間をかけて募集しています。「条例案だから1カ月」の期間募集なのでしょうか。「南館改築」は「素案」だから短期間でいいというのでしょうか。
パブリックコメントをかけなければ推進できないのであれば、短期間の募集期間は「改築ありき」のアリバイ的なものではないでしょうか。もしそうなら、許されるものではありません。
まだまだ、のべたいことは山のようにありますが、基本的な点についての意見といたします。
以上
# by suga_jcp | 2008-11-06 10:16 | 行政に

板橋区ワンルームマンション条例へパブリックコメント募集

2002年には404戸が、2007年には2141戸と板橋区内のワンルームマンション建設が急増、狭い土地にもどんどん計画されています。中には10坪の土地に8階建ての、えんぴつ型マンション、9.9メートルの高さで4階建てなど、良好な住宅とはいいがたいものも生まれています。
ワンルームマンションの乱立は、バランスのとれた良好なまちづくりにとっても大きな弊害となっています。近隣の区がワンルームマンション規制に乗り出す中、ようやく板橋区も、規制条例の準備が始まり、10月18日より「条例骨子(案)に対する、パブリックコメント(意見)の募集が開始されます。実効ある条例制定へ大いに区民からの意見を提出しましょう。
骨子案、パブリックコメントについては、10月17日付の板橋区区広報に掲載されます。また、板橋区ホームページよりも見ることができます。
党マンション相談室は、ここ2、3年だけでも10数件のワンルームマンション建築紛争の相談にのってきました。日本共産党区議団も何回も、一般質問や代表質問でもとりあげ、「ワンルームマンション指導要綱」では紛争解消は限界であり、「規制条例」を求めて粘り強くがんばってきました。その努力の成果がもう少しで実ります。

ワンルームマンション条例「骨子案」の特徴は
◆最低住戸面積(25平方メートル)を規定
◆専用床面積が55平方メートル以上の住戸または、
バリアフリーに配慮した住戸の付置を規定
◆戸数別に管理体制を明確化し整備するとともに、管理責任者の選任、
緊急連絡先の表示等により、適正な管理を促進
◆事業者等に対して、入居者の遵守事項を定めて、入居者へ遵守を求めることで、
近隣住民との調和を促進
◆建築する際の標識設置や近隣への説明を求めることで、近隣住民に対し
小規模住戸が集合する建築物の建築の周知徹底を図る
# by suga_jcp | 2008-10-07 20:37 | 住まいのこと

火葬炉付-ペット霊園建設反対の陳情が採択

住宅地のど真ん中に、「火葬炉付-ペット霊園」建設計画が明らかになりました。「住宅地にとんでもない」という近隣住民が反対にたちあがりました。
 住民のみなさんが反対する主な理由は、「動物の火葬炉とはいえ、火葬場を住宅地の真中に設置することを認めることはできない」というものです。計画地は板橋区前野町の見次公園のすぐ近く、住宅地の真中で、隣には数十センチ離れて老人保健施設が建っているという場所。住民から区長に宛てられた署名は、7178筆に上りました。
10月3日の板橋区議会都市建設委員会は、板橋区前野町3-46-2に建設予定の「火葬炉付さかうえペット霊園」の建設計画に反対する地域住民からの陳情を、全会派一致で採択しました。
全国でトラブルが続くペット火葬場建設問題は、9月19日のNHK特報首都圏でも取り上げられ、前野町の現場の様子は「自治体に条例があってもトラブルが起きている板橋区」
として紹介されました。板橋区の「ペット条例」では、火葬場無などの設置する場合は「事前説明」「地元住民との協議」を義務づけがされているだけで、建設を強行すれば可能の条例となっています。
都市建設委員会では、各委員がそれぞれに「常識的に考えられない」「区としてなんらかの規制が必要だ」などの意見が相次ぎました。千葉市の条例は「許可条例」となっています。
 今回、住民からの陳情では①火葬炉の設置は認めない②住民の納得と同意を得ないままも工事に着手しないこと③板橋区の「許可」が必要とする条例に改正する。3つの項目が全会派一致で採択されました。
ペット霊園のトラブル解消に、早急な板橋区の「ペット条例」の改正が必要です。
# by suga_jcp | 2008-10-07 20:33 | 思うこと

マンション倒産に思う

当マンション相談室から50メートルぐらいの距離で、マンション建設が進んでいました。ところが、最近工事が進まないどころか、職人の姿すら見えないのでどうしのかな?と思っていました。
 工事現場に掲げられた看板を見たら、施工会社が「多田建設」となっていた。「そうだったのか」と納得。といいますのは、多田建設が不動産不況の中「倒産」になりました。現在、会社更生法を申請中。
 このところゼネコン不動産の破たん企業が次々とあらわれています。当マンション相談室が相談にのり関わってきた「マンション建築紛争」を見ても、2件が倒産、2件が凍結、2件が工期の延期になっています。
 アメリカのサブプライムローン問題を引き金に、過大の計画、資材の値上げ等が複雑に影響しあっているようです。こうした事態は倒産した企業だけの問題ではなく、ほとんどのゼネコン・企業にも共通している問題でしょう。
 そこで、どうしても気になるのが、コストを下げるために「手抜き工事」の横行はないのかと心配になります。姉歯問題では、多くのマンション購入者が泣かされました。9月5日のNHKの「特報首都圏」で、コンクリートは大丈夫かという問題が取り上げられていました。コンクリートに水増しする「シャブコン」はないのか?最近、事故米の食用転売という「偽装」が発覚しました。儲けのためには、分からなければ「偽装」OKというモラル破壊は深刻です。
 一生を台無しにすることのないように、マンション購入は十分に慎重にしたものです。
# by suga_jcp | 2008-09-07 17:37 | 思うこと